「く」の字の住宅

「く」の字の住宅

敷地は市街地をやや見下ろせる場所に位置し、遠くの山々まで見通す事ができる。
ひし形の変形地である敷地に合わせるように計画された「く」の字の建物は、通りゆく人がどこか親しみを感じる形である。
景観が美しい東側には主要な開口部設け、道路側である西側はプライバシーを優先し最小限の開口部で計画した。東の窓からは季節や時間によって様々な景色を見せてくれる。朝は山々の間から日の入りが、夜は建物に灯りがともり夜景となり美しい。
室内は「く」の字の形を生かしており、LDKや共用部は多角形である。
多角形であることが、室内に居心地の良さを生んでおり心地の良い空間となった。

建築地:岡山県赤磐市